T邸の設計〜建設過程 その1

T邸はインターネット上の設計者選定方式であるハウスコンペにおいてタス住建築研究所が設計者として選定されたものです。建設場所は東京・中野区です。これまでの経過は
1998年 7月 コンペ実施
1998年10月 設計者決定・契約
1998年10月〜基本設計着手、1999年春までに基本設計完了の予定

コンペ実施時の計画案は以下のようなものです。CGを用いて外観やインテリアのデザイン提案をおこないました。変形敷地に対応した計画、ペットとともに住む住宅、内外二つのパティオ、地下室などを提案ましたが、現在基本設計から再検討しているところです。主な再検討項目は2階リビング、ペットの居住環境、ホームエレベーターの導入、コンクリート+鉄骨の混構造などです。(1998/12/10)



提案時のクイックタイムムービーはこちら

 

T邸の設計〜建設過程 その2

工事契約後9月の初めに着工することができました。

現在(11月1日)は1階床までのコンクリート工事が終了しています。若干地下水が出たことと、敷地周辺が建て込んでいるので工事に注意が必要なことなどがありますが、概ね順調に工事は進んでいます。以下、現在までの様子です。
9月初め 地縄張り(建物の位置と高さを決める)
9月半ば 地下の掘削
9月下旬 地下防水工事、耐圧盤工事
10月初め 基礎、地下室部分(10/4現場写真1、手前地下室壁部分と基礎の配筋)
10月18日 地下室部分の型枠(10/18現場写真2、黄色い部分が地下天井部分の型枠)
10月20日 地下室部分のコンクリート打設(一安心)
10月30日 地下室以外の部分の1階床工事(10/30現場写真3、奥の白いところが地下室上部)
ということで着工から約2カ月、これからいよいよ地上部分にかかります。
細部の詰め、設計の改良など佳境に入ってきました。

 

T邸の設計〜建設過程 その3

12月27日に2階部分のコンクリート打設工事を完了しました。
当初はシンプルだった計画も次第に盛りだくさんになり外壁がコンクリート打ち放しということもあって構造計画や躯体形状が複雑になり細心の注意を要する事となりました。工程も少し押してきていましたが、年内に2階の躯体ができあと一回コンクリート打設が必要ですが、予定通り3月の竣工にも目処が立ちました。
12月27日の現場の様子です。いよいよ内装工事へと進みます。
今回は現場監理の写真は全てデジカメを使い、施主の方にもメールで随時送っています。

 

T邸の設計〜建設過程 その4

年が明けてから、仕上げ・設備・内装工事など急ピッチで作業が進んでいます。
2月の末には外部の足場も取れ、外観が姿を現しました。最後の2週間はいろいろな工事が入ってきて現場も混乱状態になると思われます。完成は3月の25日の予定です。当日の午後はオープンハウスです。

 


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